ことばのはしきれ

ひらがなわーく ぽぽんのぽん

静かに過ぎる日

家族がそれぞれの人生を綱渡りするように生きている。
困っていたら助けたい、そんな気持ちは満々だが、
それぞれ人生はその人のものだ。


口をはさんだり手出しをしたり、できるものではないし、
したつもりでも、たんなるつもり。塞翁が馬。
どう転んでも、自分の人生はそれぞれ自分が作っていく。


私がそうなのか、皆がそうなのかわからないが、
自分ひとりやっと何とか抱えられるくらいの力量が
人には備わっているのだと思う。


生きている間、並んで歩くことはできるが、抱えて歩けるほどの力はない。
その無力さを、私はちゃんと自覚しないといない。
自分の弱さを知っている・・・といえば、家康くんだ!?


静かに過ぎる日々には、小さな変化が降り積もっていると思うよ。